世の中すべてが師である。

この言葉は、今日、


ふと心に沸いた言葉です。



私は以前まで、


注文の多い人間だったと気づきました。


簡単に言えば「わがまま」です。


こうであるべきだ、


こうでなければいけない。


これがないから始められない。


こうでないとモチベーションが上がらない


などです。



いかに自分が傲慢で、


自分の可能性を狭めていたか、


様々な学ぶチャンスを捨ててきたのか。


今、内省するとわかります。



自分の意識を外から、


内に内に向けていくと、


冷静に見つめることができます。



やはり、考え方が人生の上で、


とても重要なのだと、実感しています。



1枚の絵を見ても人によって、


感じ方が違います。



ただ「素敵な絵だな。」と思う人。


「なんでこの絵が高く売れるのだろうか?」と思う人。


「この絵は、ゴッホという偉人が書いた絵なんだ。」と思う人。


「この人はどんな心境でこの絵を書いたのだろう。」


心理描写を想像しながら見る人。


感動して、泣いてしまう人。


何も思わない人。



1枚の絵なのに、人によって


感じ方は千差万別です。



あらゆるものから、学ぶためには、


感受性と想像力、知識、探究心が


豊かであればあるほど、


価値のあるものとして、


感じられるのではないでしょうか。



どんな状況、人、もの、全てのものから


何を自分が学び取れるかが、


大切だと思います。



松下幸之助さんも、


「学ぶ心さえあれば、


万物すべてこれ我が師である。」と残しております。


「学ぶ心さえあれば、」という部分が


非常に大事だと思います。



小説家で、「宮本武蔵」などを書き、


日本で数少ない文化勲章を受章された、


吉川英治先生の座右の名も


「我 以 外 皆 我 師」とあります。



普段何気なく生きていると


雑念にとらわれ、視野が狭くなります。


少しずつ意識して、


この世の素晴らしさを感じ、


学び、成長してゆきたいものです。



素直な心で、素直に学ぶ。


これを意識して、生きて参りたいと思います。



お読みいただきまして、どうもありがとうございました。

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