怒らないこと。

「怒りたくなくないのに怒ってしまうのです。」という相談者に、


簡単で、完全な方法をお教えします。


それは、「怒らないこと」です。


本当は、ただそれだけなのです。怒らなければいいのです。


【怒らないこと:P13抜粋】


この文章を読んで、思わず拍子抜けしてしまいました。



私たち人間には感情があります。

 

喜怒哀楽という言葉があるように、

 

「怒り」というのも、大きな感情の1つです。

 

 

その「怒る・怒り」にフォーカスをした、

 

名著に出逢いましたので、

 

今日のタイトルは、その本の題名の言葉です。

 

 

人はつい感情的になって、


怒ってしまうことがあります。

 

怒ろうとはっきり、認識して

 

怒っている人は、まれで、

 

条件反射で怒ってしまうのが、

 

ほとんどではないでしょうか?

 

 

この本では、徹底的に

 

「怒ってはいけない。」ということを

 

様々な角度から、説いてくれています。

 

 

「怒りは、まず自分を破壊し、周りも破壊する。」

 

「怒るという事は、自分が正しいと思っているエゴからくる。」

 

「怒る人ほど、頭の悪い人はいない。」など、

 

 

なぜ怒ること・怒りがいけないのか、

 

どう対処すれば良いのかを、

 

許し、笑い、受け取り方、考え方など

 

数々の視点から、教えてくれ、

 

そして考えさせられます。

 

 

ソフトバンクの孫正義さんの言葉にも、

 

「怒るのは自分の知恵の足りなさを認めるようなものです。」


とあり、怒ることを認めておりません。

 

 

感情的に「怒る」のではなく、

 

冷静に理性を失わず、

 

相手に問題の本質を理解してもらうように諭す。

 

この事を、「叱る」といいます。

 

 

怒らないで、問題を解決するには、

 

智慧が必要です。

 

という事は、起こるという場面で、

 

自分の能力が試されているということになります。


 

「怒らないこと」とは、

 

普段から、このブログ取り上げているテーマの

 

自分の内側をよく知ることであり、

 

精神的に豊かにするということと、

 

イコールなのではないかと強く感じました。


 

結局、「怒る」ことが争いや戦争を生み、

 

「怒らないこと」が、平和を創っていくのだと感じます。

 

やはり、ミクロ的に考えると、

 

私たち一人一人が「怒らない」ことが、

 

目に見える効果はないかもしれないけど、

 

非常に大切なんだと思いました。

 

 

この本の著者はアルボムッレ・スマナサーラという方で、

 

13歳で出家得度し、

 

スリランカ上座仏教の長老で、

 

ブッダの根本の教えを説き続けている方です。

 


「怒る、怒り」について、

 

これほどまでに深く考え、

 

見つめることがなかった私にとっては、

 

とても有意義な課題であり、深く感銘を受けました。

 

いつも手に届くところに置き、

 

定期的に何度も読み返していきたい一冊となりました。

 

素晴らしい本に出逢えてとても感謝しております。

 

 

つい怒ってしまう方、人の上に立つ方、

 

怒りについて興味のある方は、

 

是非、一読されてみることをオススメいたします。

 

 

お読みいただき、どうもありがとうございました。

 

 

本日ご紹介した本はこちらでございます。

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